真夏まで快適に穿いていただけるスラックスです。夏用のスラックスに適した織物にするために、ポリエステルとの混紡をしています。シワになりにくく、通気性を高めるための製織の工夫であったり、ウール素材はポリエステルと混紡することで、夏には最高のパフォーマンスを発揮します。エミネントがおよそ50年以上もかけてスラックスの開発を通して導き出した黄金比です。もちろんその時代にフィットするようにアップデートを重ねてきました。ウールの原料には妥協せず、しなやかで肌触りよくも反発感があり、きれいなスラックスのシルエットを形成します。とある毛織物メーカーとの取り組みは今も続けられています。現在は中国での生地開発を主に行っていますが、日本で長年培った技術をふんだんに取り入れ進化してきた工場です。その上品な表情を見れば誰も疑わないでしょう。見た目にはわからないかもしれませんが、エミネントの拘りの詰まった、この夏用スラックスは必ずや手放せない一本となることでしょう。よく見ると生地を構成している糸に隙間が多いのがわかります。強撚糸と言われるこの糸は、シャリ感と通気性を生み、スラックスの快適な着用感を実現します。同時に反発感も生まれるため、スラックスのシルエットがきれいに出ます。また、はっ水性も備えながら、折り目の取れにくい加工も施している為、雨の日でも美しいシルエットを保つことが出来ます。スラックスの折り目は、ボトムスの印象に大きな影響を与えます。折り目に関しては、プリーツ性の開角度基準というものを自社内で厳格に決めており、これをクリアしたものだけが製品化されています。日本随一のスラックス専業メーカーとしての誇りで、これは社史70年間語り継がれてきたものです。スラックスの折り目がきれいに真っ直ぐ下に落ち、且つ取れない装いは、誠実さや信頼感を人に与えます。日本のビジネスマンとしては、夏のビジネススタイルが簡素化された現代でも忘れてはならない装いの基本です。また上着を着なくなったクールビズスタイルにおいては、ボトムスに目がいくので、否が応でも印象を左右する大事なポジションですよね。手前味噌ですが、スラックスに専門特化してきた結果このように答えが導き出され、最高のものづくりが行われているのです。また、生地だけではなく仕様面で特筆すべきギミックがあります。スラックスウエスト脇部分にウエストフリーという隠れたゴム仕様を施しています。座った際や食後など、両脇が最大約3cm伸びてウエストの窮屈感を緩和します。出張やご旅行はもちろん、日々のデスクワークであったりも、涼しい顔して快適なのは、正直なところ誰もが理想としている夏用スラックスです。

スラックスのサイズ確認は、直立姿勢だけではなく、椅子に座った時の負荷、しゃがんだ時の負荷を考えたサイズ選びを必ずお願いします。ヒップ・太もも部分の生地にゆとりがない場合等の無理なサイズ選びは、体型や動きに関係なく生地や糸に負荷がかかり、「縫い目のほつれ」「生地の破れ」が起こります。また、両太もも同士が当たる場合や生地にゆとりがない場合、股ズレで生地が破れる可能性がございます。
04型、06型、08型はローライズの為、ウエストは表示より、2cm大きくなっております。

・スラックス・カジュアルパンツの商品によりお直しできない箇所もございます。裾直し以外は有料。
・カジュアルパンツ商品によりご指定の「股下サイズ/デザイン」に股下の長さが足りずお直しが出来ない場合がございます。
・スラックスの股下80cm以上でダブルご指定の場合お直しできない可能性がございます。

スラックス・カジュアルパンツの商品の素材や特性により、「使用上の注意事項」「保管方法の注意事項」「お手入れ時の注意事項」等が異なります。商品のタグ等の確認お願いします。また、シーズンオフ等での保管時では、「高温多湿によるカビ・変色」「ホコリ・日差し・西日・電球焼け」「虫食い・シミ」等ございます。「定期的な風通し」「定期的なブラッシング」「クローゼットや布掛けでの保護」「湿度管理」「定期的なクリーニング」等お手入れをお願いします。