メンズスラックスのエミネントが出展したピッティ イマジネ ウォモ 95

ピッティ イマジネ ウォモ 95 速報

2019-2020秋冬の装いは「進化する英国スタイル」がキーワードに!

イタリア フィレンツェにて開催されるメンズファッション市 ピッティイマジネウォモ に出展いたしました。
今回で10回目の出展となるエミネントが誇る海外戦略ブランド「越前屋(Echizenya)」。
ブランドディレクターである後藤より届きました、最新動向をご紹介します。

Echizenya stand

エミネントがピッティ イマジネ ウォモ 95に出展した時のスラックス1
エミネントがピッティ イマジネ ウォモ 95に出展した時のスラックス
エミネントがピッティ イマジネ ウォモ 95に出展した時のスラックス2

ディレクター後藤は、年明け早々のピッティウォモという生活を、もう10数年続けているそうです。そんな彼が、ディレクターを務めるブランド「Calzoni」を立ち上げたのが、2004年。満を持して海外戦略ブランドとして発表した「越前屋(Echizenya)」が遂に2019年1月、10度目のコレクションをピッティウォモで発表したわけです。エミネントとしても70周年を迎えたアニバーサリーイヤーである今回は、感慨もひとしおです。

といっても、彼が子どものころ想像した2019年はもっと「超未来」だったのではないでしょうか。しかし実際のところ男の装いはまだまだクラシック。エミネントが100年企業となるころには、銀色の全身タイツみたいなパンツを発表しているのでしょうか。

2019年秋~2020年冬にかけてのピッティウォモの提案も、もちろん未来派ではなく、今季に引き続き「英国調」がキーワードでした。

来季の秋冬はズバリ「英国調」がキーワード!

Romantic British STYLE

伝統的アイテムを、スタイリングやカラー・素材感でモダンにアレンジした ハイブリッド テイストの ネオイングランド スタイル。
しかし、シルエットはさらにリラックス傾向で、80年代後半~90年代のムードが強まってきたようです。肩ひじ張った古典的スタイルではなく、エレガンスを強調した「イングリッシュ ドレープ」と言われるシェイプされたウエストの ブリティッシュトラッド スタイル。スーチングスタイルよりももっとモダンで、リラックスしたスタイリングが注目されるので、より一層スラックスがキーアイテムとなりそうです。

エミネントがピッティ イマジネ ウォモ 95に出展した時のスラックス3

TEXTILE

英国調の流れで、ヴィンテージウールやツイードが多く見られた今季のピッティです。ウール素材に再び注目が集まり、ウール本来のエコロジー性や、膨らみがあり軽くてソフト、ナチュラルでクラシックな表情といったところに、各サプライヤーがコレクションの再現性を見出しているようです。

COLOR

Neutral Shade Color
ナチュラルだが土臭さを感じない優しく落ち着きのあるニュートラルシェードカラー
Neon Color
コーディネートにメリハリをつける未来的なイメージを強調するが、どこか懐かしい雰囲気のするネオンカラー
Deep Royal Color
中世の王室を連想させるエレガントで高貴なディープロイヤルカラー

エミネントがピッティ イマジネ ウォモ 95に出展した時のスラックス4

リラックスした「英国調」が進化したスタイルを完成させる!

Urban Mode Sports STYLE

また、それとは違うベクトルである・・提案も多く見られました。化学繊維を用いたテキスタイルです。実はこれは、エミネントの得意とすることで、スラックス及びボトムスに適したテキスタイルというのは、化学繊維と切っても切れない関係なんです。この話は、また別の機会にご紹介することとして、今回のピッティウォモではどんな傾向が見られたかご紹介します。

エミネントがピッティ イマジネ ウォモ 95に出展した時のスラックス5

TEXTILE

「サスティナビリティ」という言葉が注目されている昨今ですが、リサイクルウール&コットン&ポリエステルなどの複合素材、オーガニックコットン、テンセル、トリアセテート、キュプラなどの素材が再び「エコ」としての側面に注目が集まっています。同時にアーティフィシャルなケミカル素材(ナイロン・ビニール)としての、コーティングやラミネート(ウール×ウレタンコーティング)、転写プリントによるツイードなどのギミック素材(ジャージー&合繊ベース)、サンドイッチファブリックと言われる、ダウン、中綿、パッド、キルトなどがアイテム問わず広く登場しています。

STYLING

エミネントユーザーにおすすめするのは、けれどあまりスポーティー過ぎない、ラグジュアリーなもの。今までナイロンやポリエステル系のボトムを穿く時は、シャビーに見えないよう合わせる素材に気を使ったものですが、素材の変化は著しいです。スポーツ素材やデザイン仕様などが、快適なツールとして、カジュアルスタイルやビジネススタイルにまで広がりを見せ、定着していったように感じます。多彩なポケットやドローストリングなどのデザインで近未来調のスタイリングが完成します。

エミネントがピッティ イマジネ ウォモ 95に出展した時のスラックス6

越前屋フレンズ!Special Thanks!

BLAZER for MEN Canada – Special Thanks!

エミネントがピッティ イマジネ ウォモ 95に出展した際の集合写真1

カナダでのディストリビューション及び、セレクトショップでの展開をしていただいている「BLAZER for men」

Shanghai MEDALLION – Special Thanks!

エミネントがピッティ イマジネ ウォモ 95に出展した際の集合写真3

ITALY New Client – Special Thanks!

エミネントがピッティ イマジネ ウォモ 95に出展した際の集合写真5

BRIO Beijing – Special Thanks!

エミネントがピッティ イマジネ ウォモ 95に出展した際の集合写真7

LAST&LAPEL – Special Thanks!

エミネントがピッティ イマジネ ウォモ 95に出展した際の集合写真2

シンガポールを拠点に、広くアジアのクラシックファッションマーケットで輝く「LAST&LAPEL」

Nigeria STWO – Special Thanks!

エミネントがピッティ イマジネ ウォモ 95に出展した際の集合写真4

Taiwan OAK ROOM – Special Thanks!

エミネントがピッティ イマジネ ウォモ 95に出展した際の集合写真6

NewYork Components by John McCoy. – Special Thanks!

エミネントがピッティ イマジネ ウォモ 95に出展した際の集合写真8
越前屋のロゴ
ピッティ イマジネ ウォモ 95で展示したECHIZENYAの商品

越前屋

国内展開のCalzoniコレクションをベースにした海外戦略ブランド「越前屋(Echizenya)」。
海外においてもメンズスタイルのキーアイテムとしての注目されるスラックス。その中で、独自に開発したこだわりの素材を採用し、国内随一の自社ファクトリーの匠の技で仕立てた 「越前屋(Echizenya)」 ブランドは、世界を知るバイヤーたちから高い評価を得ており、北米、ヨーロッパ、アジアのトップクラスのセレクトショップへ展開を広げ、多くのファンに支持されています。