ジャケパンを着こなすための6つのルールとお手本パンツコーデ

ジャケパンを着こなすための6つのルールとお手本パンツコーデ

ビジネスだけでなく休日でも取り入れたいジャケパンスタイル。大人の男に欠かせない着こなしについて、取り入れる際のルールとコーデサンプルをお届けします。

ジャケパンをおしゃれに着こなす大人こそ、かっこいい

ジャケパン スラックス

ジャケパンとは書いて字のごとく、テーラードジャケットとパンツを組み合わせたジャケット・パンツスタイルの略。上下セットのスーツスタイルと比べるとカジュアルですが、ここ最近ではビジネスマンにも浸透しています。もちろん、選び方にもよりますがカジュアルシーンでの活用もOK。アイテムのセレクトや着こなし方を知り、ジャケパンを攻略しましょう。

ジャケパンスタイルで気をつけたい、6つのルール

テーラードジャケットにパンツを組み合わせれば何でもアリかというと、そうではありません。ビジネスでも着られておしゃれに見えるジャケパンスタイルを作るには、次の6つのルールを守ることがマストです。

1 ビジネスシーンにもハマる、落ち着きのある色・柄を選んで

ジャケパン スラックス

パンツ以外のアイテム、テーラードジャケットはもちろん、シャツやネクタイなどの小物まで、派手な色味や柄デザインはビジネスシーンにふさわしくないためNG。おすすめの色はネイビーやグレー、ベージュ系。それぞれトーンを問わず人気が高く、着回しやすい色みなので大人のジャケパンと相性抜群のカラーです。柄は、冬はグレンチェックやブラックウォッチといった重厚感のあるチェック柄、春や夏ならシアサッカー生地で見られるストライプ柄が定番人気。いずれの色・柄にせよ、ビジネスシーンで着用しても悪目立ちしない、相手に不快感を与えない、清潔感あるデザインといったビジネスコーデの基本を押さえパンツに合わせれば問題ありません。

2 季節によって適切な素材の一着を取り入れよう

「パンツに適切な素材って何だろう」と、難しく考えなくてもOKです。その季節に着用して快適な素材を選べば問題ありません。夏はチノパンのような薄手で吸湿性に優れた素材、冬はウールやツイードのように保温効果のあるスラックスを選べば問題ありません。以下のように季節に合った生地を選べば、見た目はもちろん穿き心地も快適に過ごせます。

ウールサージ・ギャバ:春、秋、冬
ウールサキソニー・フラノ:秋、冬
ウールトロピカル:春、夏
コットンチノ・ツイル:春、夏、秋
コットンピケ:春、秋
コーデュロイ:秋、冬
シアサッカー・コードレーン:夏
ツイード:秋、冬
リネン:夏
カシミヤ:冬

ジャケパン パンツ

3 ジャストサイズが基本! 着こなしイメージを左右するサイジング

ジャケパンに限りませんが、パンツを選ぶ際に最重視したいのがサイズ感です。ジャストサイズをベースにして、好みでサイズを選ぶのがポイント。そのため基本のジャストサイズをまずは知りましょう。

テーラードジャケットにおいてジャストサイズを見るポイントは、肩のつけ根位置とジャケットの縫い目が合わさっているかどうか。また、袖丈は手首がちょうど収まる程度の長さかどうかも重要です。パンツならウエストのサイズももちろん重要ですが、パンツ丈にも気を配りましょう。長過ぎるとだらしないイメージを与えてしまうので、クッションを意識して調整してください。

クッションとは、靴に被るスラックスの裾口前方のたるみのことです。
ノークッション・ハーフクッション・ワンクッションと種類がありますが、ジャケパンスタイルでおすすめはノークッションかハーフクッションです。

ノークッションの方がより印象が軽やかになります。
落ち着いた雰囲気に仕上げたい方はハーフクッションにしてみるといいです。

いずれの長さに仕上げるにしても注意すべきことは、実際の仕事靴やジャケパンに合わせる靴を履いてスラックスの股下を測るということです。
なるべくなら自分が普段使用している靴を履いて、スラックスの採寸をしてもらうといいです。

少なくともスニーカー等のカジュアル靴で行ってそのまま測るのは、スラックスの仕上がりの長さが正確に分からないため避けてください。

もちろん昨今ではクールビズなどでスタイルにも変化があり、スニーカーで通勤される方も多くいらっしゃいます。
あくまで”普段使用している靴”に合わせるというのが、ジャケパンのスラックスの長さと上手に付き合うコツです。

もしどうしても避けられない場合は、店頭スタッフに言えば、合わせるシューズを借りられますので、遠慮なくお申し付けください。

ジャケパン スラックス
ジャケパン スラックス
ジャケパン スラックス

4 ジャケットとパンツの色に変化をつける

ジャケパン スラックス

スーツと異なりテーラードジャケットとパンツが異なるジャケパンスタイルは、上下で色に変化をつけて着こなすのがおすすめ。王道の組み合わせは、ネイビー×グレーのコンビ。清潔感と洗練されたイメージを同時にゲットできるこの組み合わせは、ビジネスシーンでも問題なくハマる色合わせなので押さえておきましょう。

また、上の色合わせを逆にしたグレー×ネイビーのコンビもアリ。下半身に濃い色を置くことで、安定感ある装いにまとまります。重たく見え過ぎる場合は、パンツ丈を短めに調整するなどしてバランスを整えましょう。

これをベースにすれば、パンツに多少柄の入ったものを合わせても着こなしは難しくありません。

5 ベルトとシューズの色みは揃えるのが基本

ジャケパン スラックス

ジャケパンスタイルで必ず取り入れる革靴とベルトですが、これら革製品の色みを揃えるのはスーツスタイルと同じく基本中の基本です。

色合わせに自信がないという人は、ブラックを選ぶのがベター。ブラウンはトーンや色みが豊富ですが、ブラックはマットか艶があるかどうかといった点をチェックすれば統一感あるジャケパンが完成しますよ。

6 結婚式での着用はNG。しかし、カジュアルな二次会であればジャケパンでも問題なし

ジャケパン スラックス

他のルールとは少し毛色が異なりますが、ジャケパンコーデに挑戦するきっかけとなる人も多いためこちらで解説します。

まず結婚式での着用は、マナー違反となるのでNGです。

では二次会では問題ないのか。厳密なルールがないため正解・不正解を断言はできませんが、ホテルではなく、カジュアルなレストランや居酒屋などで行われる二次会であれば問題ないことがほとんどです。
とはいえ、ダメージジーンズやスニーカーといったカジュアルすぎるアイテムでラフに着崩すのは避けた方がベター。

ジャケットの下にジレ(ベスト)を着ると、キリっと引き締まった印象のドレスアップしたジャケパンスタイルとなるのでおすすめです。

春夏秋冬こう合わせる! おしゃれ上級者に見せるジャケパンの着こなし方

前述の基本ルールを押さえた、着こなしの参考にしたいジャケパンの春夏秋冬別コーデを厳選してお届け。さらに、より上級者に見せたい人には飾り過ぎず、地味過ぎない。けれどこなれた雰囲気のあるジャケパンスタイルをご紹介します。パンツをベースに考えれば、カジュアルめなコーデからビジネスシーンにハマる着こなしまで、参考になるスタイリングがきっと見つかるハズ。

ジャケパン パンツ
▼ステップ1 春・夏に参考にしたい! ジャケパン厳選着こなし紹介

“清涼感”“軽量感”といったワードがカギを握る春夏のジャケパンスタイルは、取り入れる色もブルー系・ホワイト系といったカラーをメインに着こなしを組むのがポイント。とはいえ、全てをこれらの色でまとめるとぼんやりとした印象になってしまいがちなので、シューズなどで濃い色みを加えて程良く引き締めることを忘れずに。また、合わせるアイテムの生地も起毛したタイプでなくコットンやリネン、はたまたシアサッカー生地のように見た目に涼しげなタイプを選びましょう。

【コーデ1】
ジャケパン パンツ

ネイビージャケットにブルーがかったライトグレーのチノパンを合わせた爽やかなジャケパンスタイルですが、いずれのアイテムもジャストサイズを選ぶことで清潔感をキープ。装飾を省いたウェアやパンツをセレクトしているため、柄のあるシャツを着ていますが、落ち着いた印象にまとまっています。

【コーデ2】
ジャケパン パンツ

春・夏らしい爽やかなデニム風パンツとネイビージャケットは相思相愛の組み合わせ。インナーにシャツを選んでキチンと感を出しつつ、手首・足首を大胆に見せたジャケパンのこなし方が、シャレっ気と大人の余裕を醸し出しています。パンツ裾をロールアップしたところが上級者のテクニックです。

【コーデ3】
ジャケパン スラックス

ライトグレーのジャケットは実は合わせるパンツを選ばない、着回し力抜群のアイテム。パンツにはセンタープレスのベージュパンツで程良く着崩しつつ、シャツにネクタイでしっかり品もキープ。足首をのぞかせたスリッポンの革靴の合わせ方がこなれた雰囲気を演出しています。

【コーデ4】
ジャケパン パンツ

インナーをシャツでなく、カットソーにすることでカジュアル感のあるジャケパンスタイルに。無地のネイビーTシャツは清涼感をイメージさせるカラーなのでラフになりすぎず、程良い塩梅にまとまります。さり気なくパンツと色みをリンクさせることで、引き締まった着こなしに仕上げているのもポイント。

【コーデ5】
ジャケパン スラックス

ビジネスシーンでも通用するジャケパンスタイルは、一見するとシンプルな着こなしながら、コットンやリネンといった夏らしい素材のアイテムで構築しているのが特徴。タイドアップしてグレーのスラックスをダブルで合わせるなど硬派な着こなしながらも、ジャケットやパンツのカラーで爽やかさを残した計算された着こなし。

▼ステップ2秋・冬コーデの参考に。おしゃれなジャケパンスタイル

春夏とは打って変わり、清涼感はキープしながらもどこか落ち着きある雰囲気にまとめたい秋冬のジャケパンスタイル。合わせる色みもダークカラーやスモーキー感のあるカラーをメインに組むと上手にまとまります。そしてこの時期のジャケパンスタイルに合わせたいのがウール素材のアイテム。難しく考えず、ニットウェアやネクタイにこの素材を取り入れると簡単にまとまるのでおすすめです。また、より季節感を強く打ち出したいのであればツイード生地のジャケットを選ぶのも手。

【コーデ1】
ジャケパン スラックス

タートルネックニットに同系色パンツの今季トレンドの組み合わせ。ここにコートを肩掛けするだけでも十分におしゃれなジャケパンスタイルに仕上がる好例がこちら。シューズはスタイルのボリューム感に負けないスエード素材のブーツを選び、全身のバランスを取っているところが着こなしのポイントです。

【コーデ2】
ジャケパン スラックス

よりウォーム感のある休日のジャケパンスタイルを目指したいなら、こちらのコーデが参考になります。スタイリングアイテム自体は上の着こなしとほぼ同じですが、ニットの色みや起毛感のあるパンツなど素材や色みを変えるだけで、グッと季節感のあるジャケパンスタイルに変わります。

【コーデ3】
ジャケパン スラックス

インナーの赤ニットをコーデのアクセントにした、こちらのスタイル。つい落ち着いた色を選びがちですが、インナーに色を差すことで人と差がつく着こなしに。プリーツ入りのパンツを合わせて抜け感を出している点も巧みです。

【コーデ4】
ジャケパン スラックス

秋・冬らしい色といえば、ブラウン。テーラードジャケットのデザインとしても定番のこの色で仕立てられた一着を主役に、ほかもブラウン系で統一。シンプルにまとめることでジャケパンスタイルが際立ち、ビジネスシーンでも通用する大人の着こなしにまとまります。

【コーデ5】
ジャケパン パンツ

最後にお届けするのはネイビージャケット×ホワイトパンツの王道ジャケパンスタイル。すべてのアイテムにこだわり、ブランドや素材のオーラがケンカしないよう極めてシンプルなスタイリング。色みは春・夏でも通用する組み合わせですが、上質なウール素材のジャケットと襟元のストールが季節感を演出しています。

ジャケパンスタイルに挑戦するためのアイテムの選び方や着こなし紹介、いかがでしたか? ビジネスシーンはもちろん、休日も崩し過ぎず大人の品をキープしてくれるジャケパンスタイルは、30代以上の男性に欠かせない着こなしです。また、誰でも簡単におしゃれな着こなしが実現できるスタイルなので、ぜひ食わず嫌いせずトライしてみてください!

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ジャケパン スラックス